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もうこの天候じゃローラーしか・・・ [雑談]

実のところ、今月の当ブログの掲載記事数は、開設以来記録的に少ない月度になってしまいました。
だいたいのところ自転車の活動実態とブログの記事の掲載数はほぼ比例していますから、乗るにしても、整備するにしても、自転車そのものの話題が少なかったとも言えます。

まあ、最大の原因は、8月に入ってからの天候不順で、それまでが記録的な暑さだったから「暑い夏」という認識になりますが、この天候不順は実は「冷夏」の天候パターンだったりします。
太平洋高気圧の勢力が弱い、もしくは大陸側の高気圧が強かったりすると、高気圧の淵に当たる東北地方や関東地方では東寄りの冷たく湿った空気が流れて、どんよりと曇って気温が低下します。
東北地方では「やませ」とか言われる風で、昔から凶作⇒飢饉という流れの元になっているものです。

ちなみに、今年は東太平洋の海水温が高い「エルニーニョ」現象が、なんと今世紀最大規模で発生しているそうで、エルニーニョが発生した場合、日本は「冷夏暖冬」傾向になるのですが、一筋縄ではいかないのが、温暖化の影響で、北極圏が暖かく寒気が低緯度にリング上に広がり偏西風に蛇行現象を起こさせている影響で、日本付近は偏西風が大きく逸れていて、常に大陸の冷たく乾いた空気が入りやすくなっているおかげで、不安定な天候になりやすいのだそうです。

なんだか「気象解説」ばかりでツマラナイ内容になっていますが、これらの情報は海外ニュースなどの情報を丹念に拾っていると、かなり早い段階で「NOAA(アメリカ海洋大気庁)」の発表などで知ることができます。
ちなみに・・・また悪口ですが(苦笑)、気象庁など現象が起きてから「実はこの気象現象は・・・・・」等とさも自分が見つけたように偉そうにマスコミに解説しておりますが、今回の天候不順も、早い時期からアナウンスできたものを、何をやっているんでしょうかね。

といつものように悪天候の腹いせをしていても、乗らなければ体は鈍る一方でらちがあきません。
幸いというか、膝の治療もあって無理はできないので、がむしゃらに乗るわけにも行きませんが、9月6日には「笠間センチュリーライド」もありますし、ある程度は体をほぐしておきたいというのが本音です。
という事でできることはただ一つ!
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最近しばらくご無沙汰していたローラーで漕ぐしかありません。

基本的に悪天候が続いた時の対策用として導入した三本ローラーですから、本来の目的の使い方と言えますが、基本的に実走した方が好きなので、けして楽しいものではありませんが仕方がありません。
負荷を軽くして足に負担が掛からないようにして汗を流す程度ですが、全く何もやらないのとは随分違いますので、タブレットで「はじめの一歩 Rising」のDVDを流して気分を盛り上げて、しばらくはコイツと付き合うことになりますです。

ISSドッキングおめでとう「こうのとり」 [雑談]

むかしむかしのアニメやSFだと、2015年といえば、もっと盛簡単に宇宙に行けるようになっていたハズですが、現実は甘くありませんでしたね。
宇宙船やモビルスーツなどが飛び回る世界を、ある意味見慣れた目で見ると、無人の輸送機を宇宙基地までとばしてドッキングさせるのは、「なんだか地味だなぁ」と思ってしまいますが、これが本当に大変なんですよね。

昨今輸送船の事故が続いて、物資が滞っていたISS(国際宇宙ステーション」ですが、まさに「希望」」を乗せた日本の無人輸送船「こうのとり(HTV)」が、先ほど無事ISSにドッキングいたしました。
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たまたまJAXAのライブ中継があるの知り、初めてライブでの宇宙空間での活動を目にすることができました。
先に書いたとおり、数度の物資輸送に失敗(アメリカの民間ロケットと、ロシア)して、かなりピンチの状態だったそうで、これでひとまず安心できたのではないでしょうか。
とはいえ、民間人が海外旅行に行く程度の資金と「勇気」にて、大気圏外に行けるようになるのは、この調子だと少なくとも自分が生きているうちにはないだろうなぁという感じです。
というのも、この「こうのとり」、モノが運べるのなら人間もというようには行かないそうで、「有人宇宙船」ともなると桁違いのハードルが存在しているということで、残念な話ではあります。

まあ、「宇宙に何を求めて出て行くの?」という話もありますし、お金持ちが金にモノを言わせて興味本位で宇宙に出るという話もあまり感心した話ではないと思っていましたから、宇宙旅行は頭の中の空想で楽しんでいるくらいがちょうど良いのかもしれません。

ともあれ、少ない予算で(JAXAの予算はNASAとは桁が違う)知恵と工夫と勇気で希望をつないでいくJAXAの皆さんの努力は、もっと賞賛されてもいいはずで、これからも我々の希望を宇宙に繋ぐため、頑張っていただきたいと思います。
おめでとうございました。


FELTのプチお色直し、バーテープと変速系のリフレッシュ! [自転車本体]

この時期は自転車の世界では、9月から2016年度モデルが各社から一斉に発売されるという事で、雑誌等は「ディスクブレーキ」だの「コンフォート系エアロロード」だの「インテグラルブレーキ」だの、まあ呆れるほどいろいろなものが紙面を賑わせていますね。

以前の僕なら目を輝かせて、羨望の眼差しで情報を漁っていたでしょうが、いまはとんと興味がありません。
今更新しい自転車が欲しい等というのは、流石に世間を憚るほどの台数を保有していますし、だからといって買い換えるほど魅力があるわけでもないですし、だいいちお金が勿体ないです(笑)
そうなると現術主義の僕としては、いらないものや、買えないものには全く興味がなくなります。
自動車でフェラーリがどうのとかポルシェがなんたらとか言われても、買えないものには興味がわかないのと同じなんです。

と、あくまで「理性」がそう主張しているだけで、「本能」の部分では基本的に「新しもの好き」なので(苦笑)、なんとか保有している自転車で、FELTに変化をつけてみようということになりました。
なんといっても見た目で変化がわかりやすく、かつコストがかからないのが「バーテープ」で、ついでに変速系のリフレッシュも兼ねることにしました。

まず変更前の黒いバーテープの状態です。
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このバイクを組み立てた当時は、とりあえず乗れればいいやと、汚れが目立たない黒のバーテープを暫定的に使用しましたが、まあ確かに地味です。

今度は黒字に白と赤のアクセントのFELTに合わせて、赤地に黒迷彩のバーテープを巻いてみました。
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本当は黒字に赤いストライプの穏やかな柄のものを探したのですが、思い切って僕としては珍しく派手ながらにしてみました。
確かにこれはチョット派手でしたかね(苦笑)

あと変速系はワイヤーで、ホワイトのアウターケーブル交換して、ワイヤーの途中にシマノの「ワイヤーアジャスター」を組み込みました。
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これでディレイラーの微調整を「手元」で出来るので、出先特にイベント時に調整の必要が生じた時に、いちいち降りて調整しなくとも済むようになりました。
最近は朝夕や高低差の寒暖の差が10℃以上あることも珍しくはなく、温度変化でアウターワイヤーが伸び縮みして微妙に調子が変わることが多かったので、対策を施した次第です。

全体的に結構印象が明るくなったような気がします。
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部品代だけで5000円くらいでこれだけリフレッシュできたのですから、十分コスパは高いと思います。

人間もバイクもくたびれた夏 [雑談]

一言で言うと「消化不良」の夏休みになってしまいました。
このブログを書いている今も、夏風の影響が抜けず、重い頭でなんとか文章をまとめているような感じです。
夏風邪をひいた原因は、やはり7月に無理をしすぎたことと、直接的には夜勤で昼間就寝するのにエアコンを使いざるを得なかったことです。
なんと言っても表は36℃を超える猛暑の中でしたから、温度差がかなり響いた感じですよね。

さて結局夏休みは日光にツーリングで90km、距離を稼ごうと土浦に向かったものの、極度の疲労でダウンして筑波で引き返して135km、2日ほど寝込んで体力を回復させて挑んだ大洗ツーリングが185kmと、合計で410kmと、個人的にノルマにしていた「長期連休は500km」には届きませんでした。

やはり体調が悪いと走っていてもつまらないもので、日光は同行者と楽しく走れたものの、筑波も大洗ツーリングも、久しぶりに走っていて「物凄くつまらなくて、苦しいだけ」という感じになってしまいました。
軽くおさらいしてまず筑波行きですが、12日に6:30頃出発で、パナチタンで出かけました。
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夏は2度目のパナチタンですが、やはり変速系の調子が思わしくなく、何度も調整しながらの走行の影響でテンションが下がってしまったのかもしれません。

鬼怒川自転車道も少し間を置いて来たのですが、もう水田の稲には「稲穂」がかなり色づいていて、ああっ、もうすぐ夏も終わるのかなぁと感じさせられます。
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往路は比較的順調だったのですが、筑波駅でいつものように休憩を取っていると猛烈な疲労感に襲われて、それい所は先に進めない感じになりました。
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本来ならもっと距離を伸ばすはずでしたが、急遽引き返すことにしました。
諸症状からどう見ても風邪の初期症状で、翌日は午前中に買物に出るだけで、あとは自宅で寝ていました。

これはイカンと翌々日の14日は本当に完全に布団に潜り込んで一日中寝ていて体力を回復させて、15日は夏休み恒例の「大洗に海を見に行こう」ツーリングに出かけました。
本当は3:00くらいに出かけてあまり暑くならないうちに帰宅するはずでしたが、雨が降っていて、様子を見て出発は結局4:30頃になってしまいました。
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さすがに路面が濡れていて真っ暗闇ではリスクが大きいと判断したからで、曇天の薄暮で、路面は未だヘビーウェットの中出撃しました。

この時はFELTを使いましたが、「津軽ロングライド」後に一応整備はしてあったはずですが、やはり温度差が影響してか、こちらも変速系が不調となり、最初の2時間ほどは調整を繰り返しながらの走行となりました。
この時点では体調はそんなに悪くなく、茂木町にある「ツインリンクもてぎ」サーキットの南側の山岳路も順調に登れます。
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このあと茨木県の城里街を経由して、国道123号線を東進すれば海岸に出られるので、ルート開拓の意味もあり、極力「那珂川」沿いの街道をつないで海岸に出るルートをとりました。

結局85kmを4時間で大洗に到着しましたので、一応イベント走行ペースでは走れたのですが、なんとこの時点でほとんど体力が終了してしまいました!。
本当なら大洗観光をしてのんびり海を眺めて来るはずが、もはや一切の余裕のなく、結局海さえほとんど見なかったので、一応大洗に来た証拠写真だけをとっておきます。
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また「ガルパン」ですか(苦笑)。

さて帰路ですが、ここはルートを選びながら走る余裕はないので、以前「ご来光ツーリング」で使用したルートがサイコンに入っていますので、そのルートで帰宅します。
涸沼の北を掠めて、友部⇒笠間⇒岩瀬までくれば、いつものルートで益子経由で帰宅できます。
ですが体力が落ちただけでなく、このところ再発していた膝の痛みも悪化してきて、あまり負荷がかけられないような状態て、なんとか14:30、185kmを10時間かかってボロボロになって帰宅しました。
結局翌日は完全にダウンでまたまた一日寝込む羽目になり、夏休みは半分以上風邪で寝込む羽目になってしまいました。
まあ、本当なら運動厳禁で「完全休養」するのが正解だったわけで、大反省です。
要するに春先からのイベントの連続と夜勤勤務の負荷が蓄積されていて、ちょうどイベントが途切れてホッとしていた時に一気に吹き出してしまったような感じです。
プライベートでもいろいろあって(苦笑)、精神的に参っていたことも重なっていたのでしょう。

なーんて「ションボリ」としてる場合ではなく、とにかく今は体調を元に戻して、膝も治療して、秋から冬にかけてイベントに備えなければいけません。
早いところでは9月6日の「笠間センチュリーライド」がありますから、そこまでには無理をしないで体調を整えることに専念したいと思っています。
あと、バイク、特にFELTは春先からイベントの連戦でこちらもだいぶくたびれてしまったので、シフトワイヤーの引き直しや、バーテープの交換などを施して、オーバーホールする計画です。






デュラエースのホイール、WH9000 C24は、最強のロングライドイベントの相棒? [自転車部品]

うーん、ちょっと迷っていたんですよ。
正直言えば、皆さんが興味のある話題、特にホイール関係の話題を記事にすると、ヒット数が多いことは分かってたんです。
で、なんだか「人気取り」「ヒット数稼ぎ」のために、お金を使ってホイールを買って記事にしているようなイメージが自分自身にあり、いや、そんなつもりでこのWH9000 C24を買ったわけではなかったので、インプレを記事にするのを躊躇っていました。
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また、多くのこのホイールのインプレ記事を見ると、なんだか同じような印象の記事しかかけないような気がしたのも記事を書く事を躊躇わせた理由の一つではありました。
同じような記事なら、何もわざわざ「これみよがし」に書く事もないし・・・・。

で、一応複数のセンチュリーライドのイベントやツーリングを経て、1000km以上走ってみて、いろいろな環境下で使用してみた結果、僕なりの評価ができた「つもり」ですので、インプレをさせていただきます。

まず、月並みな感想から書けば、軽量ホイールらしく一踏み目の踏み出しが軽く、以後「回りたがる」抵抗の少ない、精度の良いハブのおかげで、グングン速度が乗って行き、35km/hまでの領域で使用するのなら、かなり高い性能を発揮します。
ディープリムではないので、高速領域の空気抵抗低減の効果は期待できませんが、一人で河川敷などで一定速度で走るというシーンは効果が期待しにくいかもしれませんが、アップダウンが激しく続く、集団で頻繁に速度が変化するようなシーンで長距離走るような場合は、その軽さ故に、足の負担が相当緩和されつという感じです。
全体的な剛性も十分であり、一般的なライダーがダンシングで踏みしめても、十分な推進力を発揮してくれるはずです。
また、このホイールの最大の美点は「乗り心地」かもしれなくて、薄いアルミリムをカーボンで補強している構造上、嫌な周波数の振動をカーボンが減衰している感じで、当たりがマイルドで疲れにくく、荒れた路面の推進力の低下も最小限で抑えられている所が、ロングライドイベントにはもってこいの性能だと思います。

と、一般的な評価はこんなところでしょうか(笑)。
どうでしょう、僕個人的にはこのホイールを持って、レースイベントとかでアドバンテージがあるかというと、劇的にパフォーマンスが向上するかというと、「?」というイメージしかありあせん。
たしか定価で15万円、海外通販で9万円で購入できるホイールですが、本当に競技でアドバンテージを得ようとするのなら、1kgそこそこの重量の「カーボンディープリム」のホイールには敵わないような気がします。
では軽さを武器にヒルクライムは?といえば、例えば同様の重量でさらに剛性が「メチャクチャ高い」MAVICのRSYSなどがありますし、やはりもっと軽いカーボンチューブラーホイールもあります。
ハブの回転精度は?、いやいやもっとお金を出せば今やマニア垂涎の高精度のハブを誇る「GOKISO」
のホイールなんかもあります。

つまり、あくなき勝利を目指して資金に余裕があれば、WH9000 C24(クリンチャー)の出番はあまりないような気はするんですよね。
ではこのホイールの価値はどこにあるのでしょうか?
人伝えに聞いた話では、このホイールを練習用に使用しているロードのプロ選手の方が結構多いということがあるそうです。
そこそこの性能がありながら、値段が必要以上に高くなく、何よりトラブルが少ないからだそうです。

そう、このトラブルが少ないという点が、このホイールの最も優れたポイントなのかもしれません。
確かに1400gを切った軽量ホイールや高い回転性精度を誇る高性能なホイールはいくらでもあります。
ところが工業製品というのは、高性能を狙えば狙うほど、究極を目指すほどデリケートで「脆くなる」という性質があるんですね。
だから、70万もするようなカーボン高性能ホイールだから、値段相応の「耐久性」があると思ったら大間違いで、かえって壊れやすく、デリケートで取り扱いに気を遣うシロモノかもしれません。

機材を提供してもらえるプロや、資金が潤沢にある方なら問題ないでしょうが、一般的なサイクリスタの場合、なけなしの予算をひねり出し、奥さんの冷たい視線に耐えて(笑)せっかく買った高額のホイールは、恐らくもう二度と買えない「高嶺の花」であり、出来れば「一生物」であって欲しいはずです。
そういった観点で言えば、高性能でありながら、並み居る有名外国ブランドの同程度の性能を誇るホイールの半額以下で手に入り、かなり過酷な環境で、尚且つラフな整備でも性能が劣化しにくく、壊れにくく、尚且つサービスが受けやすいWH9000は、「サンデーサイクリスタの使う最高峰のロングライドイベント用の機材」と言えるのではないでしょうか?

とまあこの手の評価は、じつはシマノのホイールを評価するときの定番の最後の落としどころだったりしているようです(笑)。
「デザインは地味で、所有する満足度は低いけど、抜群のコスパで、安心して使える」・・・・
ありゃ!、この一行で終わってしまいました(笑)
しかも、絶対的なコスパで言えば、実売価格で4万円を切っている「WH6800 アルテグラ」のホイールの性能差を考えると、WH9000が、2倍以上の値段に見合うほど性能が高いか?といえば、そんなことはなかったりします。
これまた、一般で言われている評価に落ち着いたりするんですよね(笑)。

まあ、個人的に気に入っているのは「快適性」かもしれませんね。
当然タイヤに依存する部分が高いのですが、他のホイール「WH6800 キシリエリート、SLR、コスミックカーボン」などと比較しても、同じパナレーサーのRACE Dをはめて、RAirのチューブを組み合わせた場合、圧倒的にWH9000が一番快適で疲れが少なく、距離が伸びれば伸びるほど、他に代え難いなと思えるようになるんですよね。

という事で、結論はタイトルの「最強のロングライドイベントの相棒」ということにします。
というか、こんなダラダラ長く書いた記事を読んでくれる人が居るんですかね(笑)。




8月でようやくツーリングに行きました [雑談]

実のところ8月に入って、事実上ほとんど走っていませんでした。
「津軽半島センチュリーライド」は仕事の区切りから7月末の休暇の流れですし、以後久しぶりの夜勤シフトで「今年最高の猛暑」のおかげで昼間は熟睡できず、空いた時間は睡眠時間を確保するのが精一杯でしたし、夏季休暇に入っても用事や身辺整理や、プライベートの厄介事の処理に忙殺されて、自転車に乗るどころか、ブログの更新もできず、ましてみなさんのブログにお伺いすることもできませんでした。

結局昨日は心身の疲れが貯まり今年流行りの「夏風邪」で一日ダウンして・・・・というよりなんとか体調を回復させて、本日は会社の同僚とその御子息と一緒に日光方面にツーリングに出かけました。
往復で90km程度ですし、そんなに高い山に登るわけでもないですし、リハビリ走行という感じです。

本日は久しぶりにパナチタンを出しましたが、本当に久しぶりだったこともあって、随分ご機嫌斜めになっていて困りました。
まあこれが彼女だったら、「他の女と遊んでいたんでしょう!最低!」とか言って、キツイ張り手を頬にもらっているか、奥様だったら朝起きてみたらリビングのテーブルに、判子が押された「離婚届」が寂しく置いてあり、身の回りの荷物と子供たちの姿が消えている・・・・、あれれっ?随分「生臭い」話でズミマセン(苦笑)
とにかく変速系とブレーキの調整を走りながらたっぷり一時間かけて、まあひたすら土下座して謝り倒したようなもので(なんかリアルな・・・)なんとか調子を取り戻してもらいました。
と、こんな話をしていると「ははーん!、先のプライベートの厄介事は、そういうことなのか」と思われる方もおられるかもしれませんが、残念ながらそんな艶っぽいお話は、全く無縁のどすこいライダーです(泣)

さて9:00に本日ご一緒させて頂くR本木親子と日光に向けて出発です。
本日は幸いなことにここ数日続いていた猛暑はひと段落した感じで、やや雲が多い天気ですが、多少蒸し暑いくらいの程度で助かりました。
日光に向かうのは国道119号、通称「日光街道」を使うと思われるでしょうが、この街道は狭いうえに交通量が多く、自転車が走るのに適していないので、地元のサイクリスタは、並行して日光に行ける、県道159号線と62号線をつなぐ通称「小林街道」を使います。

一応本日は世間は「平日」ですから、それなりに交通量はありますが、それはそこ「栃木の田舎道」ですから、身の危険を感じるほど車が行き交うところではありません。
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この街道は基本的にほとんど「登り」であり、日光に近づくに連れて目に見えて斜度がキツくなってくるという道です。
基本AV23km/h程度で向かいますが、慣れていない息子さんのペースに合わせて、こまめに休憩を取ります。
こちらも走るのは10日ぶりですので、途中羽黒山の裏手にある「宮山田町」の峠を登るときは、心肺機能が追いつかずやや苦しかったですが、一度HRを上げてしまえばあとはいつもの調子に戻りました。
基本的には40km少々の距離ですので、休憩込みで2時間30分程度で東武鉄道日光駅付近に到着です。
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ここで、日光霧降高原にある「大笹牧場」の出店で濃厚なミルクの味のするソフトクリームを頂きます。
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これは本当に美味しいソフトですので、日光に来られたら是非お試し下さい。

このあと昼食を取ろうということで、すぐ近くにある「レストランまこ」に行きます。
ここは昭和の雰囲気のある、昔からある「洋食屋さん」で、本格的な洋食を頂けるところです。
ということは、結構いいお値段を取られるのですが、幸い平日ということで、「平日ランチ」で比較的リーズナブルなメニューをいただきます。
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これはチキンカツにチーズをのせて焼いたものにデミグラスソースが乗ったもので、サラダとライス、ドリンク込みで1250円は、十分満足がいくプライスだと思います。
「ほら!、やっぱり自転車ブログではなく、グルメブログなんだよ!」と言われても反論できない内容ですね。

このあと、付近の寺社仏閣の「七福神巡り」というのを行うため移動して、いろいろなお寺や神社に祀っている「七福神」を見て回ります。
で、最後に訪れたのが旧今市市街地にある「報徳二宮神社」というところです。
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あの「二宮金次郎」こと「二宮尊徳」に縁があるのかな?などと思っていたところ、なんと二宮尊徳はこの地でお亡くなりになったそうで、そのお墓がこの神社にはありました!
お恥ずかしながら地元に半世紀も住んでいて、全く知らなかった個人的には驚愕の事実ではありました。
やはり自転車で回ると、今まで見過ごしてきたいろいろなところが見えてくるものですね。

本当はこのあと毎年いつも行くJR今市駅近くの「カキ氷」のお店に行くところですが、雲ゆきが怪しかったので、まっすぐ帰路につきました。
結局自宅には16:00頃到着して、記録は90kmをAV23.5kmで走りました。
正直ちょうど体がほぐれて調子が出てきた程度ではありましたが、疲労感もなく楽しいツーリングでした。
これでようやく夏休みのツーリングが始まりましたので、天気は不安定ではありますが、残りの休暇中に夏の終わりのツーリングを存分に楽しみたいですね。
タグ:日光

第7回津軽半島センチュリーライド完走、8月に紫陽花のお出迎え [イベント]

先日8月2日、青森県五所川原市で開催されました、第7回津軽半島センチュリーライドに参加して、無事完走してまいりました。
いろいろなところに出没するどすこいライダーではありますが、東北では3県目の初の青森のイベントです。
津軽半島は、もうかれこれ29年前に泊まりがけの東北ツーリングで・・・、いやその頃は無論自動車ですが、東北一周をしようと車中泊の連泊で訪れたとき以来です。
僕の体型もその頃とは劇的に変わって(ヤセた方で(笑))いますし、あの当時の記憶も薄れがちではありますが、今の津軽をよく見てみたいというのが今回のエントリーの目的でもありました。

さて前日の1日に9:30頃自宅を出て青森に向かいます。
自宅のある栃木県宇都宮市からだと「東北自動車道」に乗れば、終点近くまで走れば良いだけですが、600kmという距離がありますので、これだけでも立派な「耐久ロングライド」になります。
当日は連日の猛暑がピークの時で、自動車の温度計は朝だというのに35℃付近から下がらず、福島付近ではついに37℃に達していました。
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結局岩手県あたりまで35℃が続き凄まじいばかりの暑さでした。

青森県内に入り流石下がってきて、東北自動車道と八戸自動車道の分岐する「安積」付近になるとやっと30℃あたりに落ち着いてきました。
「浪岡」というインターを降り、国道101号線を北上すると、30分ほどで五所川原市に入ります。
この国道101号線沿いは「りんご畑」が続いており、「青森りんごの原木」なんて看板があるくらいで、さすが津軽に来たなという感じが、「他県」から来ると感じます。
地元付近の方々はというと、これは後述します。

この日は今回のイベント会場である「つがる克雪ドーム」がある、エルム街・・・・えっ?「エルム街の悪夢」とは関係がないでしょうが(笑)、区画整理された比較的新しい商業区画にあるホテルに宿泊します。
ちなみにどこの地方に行っても、よく新し道沿いにある「ショッピングモール」やイオンなどが並ぶところにある店舗は全国展開の大型チェーン店で、普段見知った店舗ばかりで安心はするのですが、その地域ならではの特色や雰囲気というものは一切感じられません。
まあ、地元の人達にとっては便利になるのでありがたいのですが・・・・・。

とまあ、身勝手な事を言う旅人の戯言はさておき、とはいえ少しは「青森」を味わいたいと、本当なら地元の居酒屋や大衆食堂を探して巡ったりしますが、今回はイベント対応でホテルでの夕食になります。
で、一応「地のもの」という事で「けの汁」と「バラ焼き」を注文しました。

B級グルメでおなじみになった「十和田バラ焼き」です。
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こういうコッテリ系は、おかずに最適で、ま想像通りの味です。

これは地元の郷土料理の「けの汁」です。
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細かく切った野菜、ズンダ、干しアワビが特徴で、この写真のものはかなり上品に作られたものですが、一般的に家庭で食べられているものは、もっと「具沢山」で、各々の家庭のレシピはあるでしょう。
よくダシが出ているスープでたくさんの野菜が煮込まれていて野菜の甘みも強く、ズンダがまろやかさを出しているようで、先のバラ焼きとは対照的に素朴な味わいですが、これは僕の好きな料理で、熱燗が合いそうですね。
なんてことばかり書いているので、最近は自転車ブログというより、グルメブログと認識されちゃう事が多いのですかねぇ(苦笑).。

イベント当日の2日は、4:30頃激しい雨粒が窓にぶつかる音で目が覚めました。
たしか前日の夜の天気予報では、曇り位の天気だったはずが、前線が南下していて、気象レーダでは強い雨雲が津軽半島に次から次へとかかっている様子が見とれ、天気予報も雨予報に変わっちて、「聞いてないよー」とまたもや気象庁に騙された感じです。
まあ、雨程度で騒いでいても仕方がないので、5:30にホテルを出て、朝食をコンビニで調達して、すぐ近くの「つがる克雪ドーム」に向かいます。
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この時点では一応雨は止んでいますが、この空模様ではほぼ終日雨を覚悟するようです。

駐車場に着くとすでに係りの方が誘導していて、何人かの参加者も駐車場に到着していて、さすがサイクリスタは皆気が早いですね。
受付が開始される6:50まで時間はあるので車内でゆっくり朝食ををとり、装備の準備を始めます。
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流石にこの手のイベントも手馴れたものですが、やはり時間的にゆとりがあるとしっか確認しながら準備が出来るので、忘れ物や手違いの危険性が減り、安心して本番に望めますね。

周囲の参加者の方も各々準備を初めて、お互い初対面なのですが挨拶を交わして楽しくお話をさせていただきました。
初めて参加する人や、何度も参加しておられる大ベテランの方など、いろいろな方との交流は貴重な情報収集の場でもあり、今回もこのコースについてのことを色々と教えていただきました。
あれよあれよと時間が来たので、会場に向かい手続きをします。
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6:50、会場ではすでに今回主催の「五所川原サイクリング協会」の方々が準備を終えていて、すでに受付は開始されていました。

イベントではどこのイベントでも必ず「ゼッケン」をつけて、参加者の識別を行うのですが、一般的には印刷された紙などをジャージに安全ピンで留めたり、シールをヘルメットに貼るのが今のスタイルですが、この大会では三角系の「ペナント」を、フレームに取り付ける、この手のイベントとしては「古典的」な方法でした。
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昔のサイクリングイベントでは一般的な方法で、ロードレースなどはシートポスト後方に付けている形は今でも使われていますが、最近では僕もこの方式のイベントは震災前の「宮城センチュリーライド」以来2度しかお目にかかったことはありません。
それはそれで趣があって良いのですが、取り付けは紐でフレームに固定するのですが、これは細いパイプのホリゾンタルな形状の、いささかクラシカルなバイクを想定したもので、最近の太い異型断面のカーボンバイクなどでは、取り付けにくいなという感じではありました。

いよいよ7:30分の開会式が近づいてきます。
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この頃になると一旦上がっていた雨がまた激しく振り出し、施設の軒先に避難しての開会式となりました。
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黒い雲の塊が流れていて、シトシト振り続けるというより、ときおり激しいにわか雨に見舞われるという感じの天気で、恐らく本日は終日今感じの天候なのでしょう。

参加者は総勢200人程度と、関東圏のこの手の大会に比べればこじんまりした感じではありますが、地元青森県と東北近県のサイクリスタ主体で、見た感じ皆さん走りなれたベテランの風情と風格がにじみ出た方々が多く、これはしっかり走らないと置いて行かれるなぁと気を引き締めます。
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この大会は、最近流行りの「グルメライド」とか、初心者も気軽に参加できるロングライドイベントという趣向ではなく、正真正銘の正統派「センチュリーライド」という感じで、コース設定も結構中・上級者レベルの感じながら、制限時間はきっかり8時間以内であり、休憩も含めて平均速度は20km/h、実質AV25km/h以上で走らなければ完走扱いにはならないという、結構ハードな大会ではありますが、それはそれで気合が入ります。

8:00にいよいよスタートです。
僕は第2集団でしたので、2分遅れでスタート、いよいよ初体験の津軽の地を走り出しました。
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なにせ未知のコースでペース配分もへったくれもなく(笑)、前述した通りあまりのんびりもできないという感じで、集団で市街地を抜けて郊外の国道339号線に出たところで、早い集団に乗ってどんどん先を目指していきます。
先週末に400km近く走ったダメージが結構足に残っていたはずですが、意外に軽快に回せます。
体調の方は比較的良好で、睡眠もシッカリとれていますので、今季のイベントの中ではベストな感じです。
ただしダメージを取るため一週間通勤でも自転車に乗らなかったので、AV30km/h以上、メーター読みでは33km/hあたりで走るこのペースでは、心拍数が150台後半に張り付いたまま一向に下がりません。
下手をするとHRは165辺りまで上がっていて、当然こんなに上がったまま走り続けると体力が持たないのですが、この時は不思議とイベントの高揚感も手伝って苦しくはありませんでした。

先行者をどんどん追い抜き、早い集団を乗り継いで「十三湖」方面に北上していきます。
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流石に先頭を目指す集団のペースに耐え切れず途中で見送って、それでも30km/h以上はキープして1時間程走ると左手に十三湖を遠望しつつ、右折して県道12号線を、津軽半島の東岸の外が浜町方面に向かって山間部に入ります。

山間部とは言え道は綺麗に整備された広い道で、一件勾配があるようには見えないのですが、徐々に速度が落ちてきて維持しようとするとHRがみるみる上がっているので、あれれ登っているの?という感じでペースが落ちてきます。
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ようやくこの頃になると周りをのんびり見る余裕も出てきますが、普段走っている山道とは、どうやらこのあたりは「スケール感」が違うようで、勾配の感じとかが最初は全く読めませんでした。
日本全国いろいろな大会に出ていますが、よく「何時も走っている場所と感じが似ている」とかの印象を受ける場所が少なくない中、流石にここ津軽半島は、今まで走ったことがない新鮮な印象を受けました。

9:24、約40km走行して80kmコースの折り返し地点となる第一CPに到着します。
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流石に飛ばしてきたまま山間部のコースに突入したので、この時点で結構消耗してしまいました。

ここでは補給として地元でとれるメロンが振舞われています。
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ここで他県からきた僕は、えっ?りんごではないの?と思うのですが、そもそも収穫時期が違いますし、五所川原はメロンとスイカの産地でもあるそうで、大量のメロンが用意されていました。

このメロンが、甘いだけでなくほのかな香りも漂う逸品で、恐らくブランド物の高いものではないこともあり、関東地方には流通していない種類なのだと思いますが、暑い中走ってきたこともありいくらでも食べられるという感じで、綺麗なお嬢さん方に進められて随分たくさん頂いてしまいました。
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このあと参加者が続々とCP1に到着したところを見計らって10分休憩してここを後にします。
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CP1を出ると「蟹田大平沢辺」というところをすぐに右折して県道14号線に入ります。
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ここでご一緒されたパナソニックのオーダーのクロモリバイクに乗る御仁に、「この先にコンビニがあって、以後しばらく無いからそこで補給するんだ」というお話を聞いて、そこまではご一緒させていただきましたが、いや早いこと早いこと!、正直ドラフティングに入らない範囲で追従していきましたが、付いていくのがやっとでした。

この県道14号線はJRの「津軽海峡線」と平行に北上しています。
津軽海峡線という名前から想像すると、知らない方はのんびりした地方のローカル線を想像されるでしょうが、もはや完全に「新幹線」の線路であり、遠目に見える線路も駅舎も近代的なもので、おおよそのんびりとした感じではなく、何となく違和感がありました。
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10:10頃、津軽海峡沿岸の「今別」にあるコンビニに到着して補給をします。
この先しばらく補給が見込めないということで、早いお昼を取って、栄養ゼリーとかチョコバーとかを大量に買い込みます。
こんな時装備しているモンベルのフロントバックが威力を発揮してくれて、色々なモノを詰め込むことが可能で大変便利です。
そういえば銚子ツーリングの時には書きませんでしたが、バックのサイドポケットにスマホ用のバッテリーを入れて、最近電池が弱ったATLASのサイコンに接続して使いました。
電池容量が大きいので、恐らく一日中、それこそ24時間ぐらい走っていても電池切れになる心配はなさそうで、助かりました。

先ほどの御仁といろいろお話をして、その方は先に行かれたのですが、後から来た若い参加者が「〇〇さんとお知り合いですか」と訪ねてきました。
どうやら先ほどの御仁は、トライアスロンなどで地元では有名な方だったそうで、あまりに気さくに話しかけていたので、僕もその関係者かと勘違いされたのかもしれません(苦笑)。
もっもこんな「どすこい体型」のトライアスリートはいないでしょうし(笑)、単に図々しいだけなのですが、初対面であれ誰とでも親しく話せる性格は、ほぼ100%母親のDNAであり、「警戒感がなく誰にも近づいてくる南極のペンギン」の異名を誇る母親から受け継いだ、運動能力と合わせてありがたいDNAではあります。

随分のんびり休憩していたつもりですが、ログ上では10分程度で走り出していて、今別市街地を山沿いに走る国道280号線を竜飛岬に向けて走り出します。
いやこの道も直線が長く先まで見通せる道で、やはりスケール感が違います。
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しばらく走ると左手に海岸線が見えます。
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おおっ、やっと「津軽海峡」が見えましたが、ここで自然と石川さゆりの「津軽海峡冬景色」を口ずさんでしまうところが、どうしようもなく悲しいかな「昭和のオジサン」全開なところです(苦笑)。

このあと外ヶ浜町三厩というところでバイパスは海岸線沿いに出るのですが、ルートはここを通らず、山側に入り並行して走る県道281号線を通ります。
ここは「あじさいロード」と名付けられている道で、道端に紫陽花がたくさん植えられています。
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季節的には完全に夏で、関東地方の紫陽花の見頃からは1ヶ月半遅いのですが、どうやらとちょうど見ごろだったようで、今年は「雨のあじさいツーリング」をしていなかったのですが、皮肉なことに8月の津軽半島で、まさに前線真っ只中の梅雨の末期と言えるような天候の中、紫陽花を愛でながら走ることができました。

などと長閑な事を言っていられるののここまでで、だんだん標高が上がってきまてペースが落ちています。
高いところに出た分景色は良いのですが、いかんせん天気がよく遠くまでは見通せません。
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しばらく走って給水ポイントで一休みします。
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此処は見晴らしが良い場所で、きっと天気が良ければ津軽海峡の対岸の北海道も見えたのではないでしょうか?
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この先急に勾配がきつくなり、登ったところで国道339号線とぶつかります。
ちょうど「竜飛ウィンドファーム」という風力発電の風車が並んでいるところですが、この道を右折すれば竜飛岬までは直ぐですが、コースは左折していよいよ厳しい山登りセクションが始まります.
建設中の巨大風車を見上げながら(霧で上半分は見えない)いきなり10%程度の勾配のお出迎えでげんなりしますが、ここから400m位は登っていかなければなりません。

しかし、登れば登るほど霧が濃く、もはや「雲中」という感じで見晴らしなどサッパリで、前後に参加者はいるはずですがこれも視認できないので、だんだん心が折れてきます。
と、前方にリンスキーのチタンフレームのサイクリスタがいて、「僕もチタンバイクを持っていますよ」という話から意気投合して、二人で山頂を目指すことになりました。
正直一人で登っていたら泣いていた(苦笑)かもしれませんが、これは本当に心強く心底助かりました。

とはいえ天候はますます悪化して、激しい雨が叩きつけてきて、これでもかと我々を苦しめます。
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この映像もすごいことになっていますが、実際はもっとすごかった印象です。

本当なら途中からCPのある見晴らし台が見えるらしいのですが、当然霧でまったく見えません。
まあ途中から「えーっあそこまで登るのぉー!」というのも精神を病みますから(笑)、ここは何も余計なものを見ないで、一心不乱に登っていくほうが良さそうです。

先のことを考えれば、特に脚にダメージを貯めたくないのですが、比較的好調です。
実は好調なのは理由がひとつあります。
会場で走行前に、無料でテーピングを施してくれるというサービスが有り、特に気になっている左の膝を中心に施してもらっていました。
スポーツ医学を基礎としたマッサージをやられている方々で、問診と足の筋肉や筋などの様子を見たうえで、「左膝は随分使い込んでいて、関節が落ち込んでいる状態になっているので、随分辛かったのでは?」とズバリ症状を診断してくれて、膝関節を元の位置に戻すような補正のテーピングを施してくれました。
効果はてきめんで、立って歩いているだけで左の足の接地感がシッカリしたことが分かり、蹴り出しがスムーズでリズムが良くなったことがわかります。
このおかげで、今まで力が入らないで抜けるような左ひざを庇いながら登っていた為、左足の他の筋肉に負担が掛かり、すぐに痛みが出ていた症状がかなり緩和されて、リズミカルに回せるようになりました。

とにかく遅いのは何時ものことなんですが、順調に11:55頃、81kmほど走って第二CPに到着です。
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この天候では当たり前ですが、周囲は霧で何にも見えませんね。
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本当ならかなり素晴らしい眺望の場所なんですがご覧の有様です。
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ここではバナナとおにぎりが支給されましたので、長めの休憩位を取ります。
これでようやく半分ですが、どうやら完走出来るペースであり、このイベントの「大ボス」はなんとかクリアしたわけで、あとはここまでの山登りはないので、なんとか走り抜ける目算が経ちました。

12:04に再スタートで今度は山を下ります。
路面は完全にウェットですが、路面状態がよく道も広いので比較的下っていて恐怖感は少ないです。
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遠くには雲が切れていて日本海が見渡せるようになってきました。
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山を下りきると「竜飛ライン」は海岸線に出て、起伏のあるコースを南下していきます。
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しかし初めて走るコースということもありますが、とにかくコースのロケーションが変化に富んでいて、「山あり谷あり海あり湖有あり」と、本当に走っていて楽しいコースです。
道の状態がよく、自動車も少ないのもそういった印象を強めているのでしょうね。

一時間、23kmほど海岸線や内陸の山岳路を走り、「一三湖」に到着です。
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ここは海岸沿いに内陸側に南北に長く横たわる「汽水湖」であり、何となく個人的には同じような成り立ちの、島根県の「宍道湖」と似た印象があります。
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ココも宍道湖同様「しじみ」が名産品で、近くのお土産物屋さんや食堂には「しじみ丼あります」とか「しじみラーメン」などのノボリが目立ちます。
時間に余裕があればこういう名産品を楽しむのも、ロングライドイベントの醍醐味ではありますが、確実な完走を目指してここはスルーします。

ここからは基本的に平地メインなので、ペースアップが可能なのですが、個人的には比較的少ない補給で飛ばしてきたので、どうやらスタミナの方が黄色信号になってしまい、ペースがどんどん落ちていきます。
次のCPまではと頑張っていましたが、たまらず途中で休憩を入れました。
チョコレートバーやミネラルタブレットを補給して、少し休んでからまた走り始めますが、心拍数が上がっていかないのに胸がどんどん苦しくなる感じで、やはりペースが上がりません。

13:35頃、最後のCPの「車力」というところの「むらおこし拠点館フラット」というところに到着します。
ここでは冷たいトマトとかドリンクを多めに補給して、買い込んだ補給食も食べてなんとか回復を図ります。
まあ、なんとか普通に走る分には問題ありませんが、せっかくの平坦地なのに、25~28km/h程度の速度以上は出せない感じです。
このあたりになると、途中何度もお会いした参加者の顔ぶれが揃ってきて、どうやら皆さんとペースが合ってきたようで、3~5人位の小集団で進んでいきます。

ここまで来ると平坦な水田地帯と里山の間を走る、同じような光景の道が続いていて、変化が無くなった事でそれはそれで辛くなってkます。
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と、しばらく走ると右手に異様な形の大きな土偶が見えます。
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これは有名な「亀岡遮光器土偶」ではありませんか!
この土偶は縄文時代のもので、ミステリーオタク的には「これは宇宙服を着た宇宙人だ!」などという話で有名な土偶です。
このあたりは「亀ヶ岡石器時代遺跡」という、縄文時代遺跡群のある場所で、個人的んはこういうのは嫌いでないので、ゆっくり見て歩いて回りたいですね。

この時点で14:08で、131km地点ですから、このペースなら1時間程度走ればゴールできる計算で、休憩を含めてゆっくり走っても7時間30分以内では乾燥できる見通しですが、最後ということもありなんとか休憩なしで走りきろうという気持ちになります。
結局先のリンスキーの方と、第3CPからいっしょに走っているミニベロの方と3人の集団でゴールを目指すこ形になりました。
ミニベロでロードと肩を並べて走るこの方は大したものだと思っていましたが、ゴール後お話を聞いたら、浜松からこられた方でしたが、昔からレースを走っている方で、イベントで表彰台にも登ったことがあるとい健脚の方でした。

コースは五所川原市街地を左手に遠望しながら南に南下して、ぐるっと回り込む形で恐らく距離を稼いでいるようです。
国道101号線に入ると、今までののどかな田舎道から一変して、交通量が劇的に増えてひっきりなしに車が横を追い越していきます。
風が追い風基調になったのでペースを30km/h程度に上げますが、ミニベロの方が辛くなってきたようでしたので、「引きますか?」と前に出て残りの20kmほどを走ることにします。
こういう時この巨体は後ろに広大な負圧領域を作りますので(苦笑)、お役に立てるようです。

しかしお約束なのですが、この期に及んで雲が晴れて日差しが出ていました。
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といえ、猛暑には程遠く27℃程度なんですが、疲れた体にはこの雨上がりの蒸し暑さは堪えます。

五所川原市街地に入り、いよいよ会場の「つがる克雪ドーム」見えてきて、ラストスパートに入ります。
結局時計では15:14ゴールで、7時間12分をAV25km/hで走行して完走いたしました。
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走行時間は6時間34分で、同じ距離を走った宮城センチュリーライドの6時間20分よりかかっていますが。初めてのコースで、山越えもありましたからまあまあの記録だったと思います。
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と、ここで終わらないのが僕の遠征で、ここから宇都宮までの600kmの道のりが残っています。
まず、近くの温泉を探して汗を流します。
以前同じ青森県の三沢市に行った時もそうですが、ここ五所川原付近も温泉が豊富で、どうやら田畑を掘れば温泉が出てくる所が多いようで「日帰り温泉」があちこちにあります。

このあたりでは温泉は日常のお風呂という感覚で、本当に「銭湯」形式で370円くらいでは入れる温泉もあり、僕が入った五所川原市街から南下した「鶴田」というところの高校の近くの「山田温泉」というところは、そういった典型的な「温泉銭湯」で、石鹸やシャンプーなどのアメニティーは全くありませんが、豊富な「アルカリ塩化物泉」の源泉がかけ流しであり、疲れた体をほぐしてくれました。
地元の方も汗を流しに訪れている地域密着型のお風呂なのですが、さぞかし「宇都宮」ナンバーのぼくの車は浮いていたでしょうね(笑)。

お風呂にゆっくり浸かって休憩してから自宅を目指して走ります。
さてお土産物を買おうと、国道335号線を走ります。
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本当にこのあたりはリンゴ畑が広がり、お土産はリンゴ関係の物が何かあるのかなと近くの「つるた道の駅」で買い物をします。
ところが、地元の農産品中心のお店には、大げさに言えば「りんごのりの字もない」という感じで、どちらかというと葡萄やメロンを中心に品揃えがしていました。
一応青森名物という事で「煎餅」を数種類購入しましたが、販売のお嬢さんに「なんでりんごの名産地なのにりんご関係の商品をおいていないのですか?」と聞きましたが、怪訝な顔をされました。
印象として「なんでそんな事を聞くのか?」という感じで、「いやここは葡萄の産地なんで」という歯切れの悪い回答しか帰ってきませんでした。
他のお店の方に聞いても反応は同様で、「なんでりんごなの?」という感じでした。

ここではたと気がついたのは、まずりんごは収穫の季節ではなかったということがありますが、この道の駅の場合、恐らく顧客として想定しているのは県内の他地域の方々で、りんごはここ津軽としては何処にでもある、いわば「生活の糧」であり、確かにわざわざリンゴ関係の物を求めることはないなと気がつきました。
で、改めてエイドで出してもらった美味しいメロンを買って帰った次第です。

このあと東北自動車道をひたすら南下して宇都宮を目指しましたが、やはり最近無理は効かないようで、21時過ぎには猛烈に眠くなってきて、疲労もピークに達したので、結局仙台で不時着して、急遽宿を取って一泊して、翌日に帰ることにしました。
翌日は朝食を取ってすぐにホテルを出て、10:00頃に自宅につきました。
まあ、勤務が夜中からなのでなんとかなりますがキツイ事は間違いなかったです。

いや本当は一泊して現地の居酒屋で地の物で日本酒でも飲みたかったのですが、仕事の都合で撮っていた休暇がキャンセルされてしまったので、今回は強行軍のイベントでしたが初めての津軽半島センチュリーライドは、そんな変化に富んだ走りやすいコースの良さもあって、十分楽しめました。
天候は残念でしたが、この時期にカンカン照りというのもそれはそれで過酷過ぎるので、このくらいの天気で良かったと思います。

正直勢いでエントリーしてしまった「津軽半島センチュリーライド」でしたが、想像以上に楽しいイベントでした。
起伏に富んだコースのロケーションは、全国に名だたる他の大会に負けるとも劣らないと断言出来ますし、地元の方々の普段の生活の営みで食されている物は、十分観光資源になり得るものだと思いました。
僕自身ちょっと遠いので毎年来られるかは何とも言えませんが、機会を見つけてまた参加したい大会だと思いました。
最後に主催された五所川原サイクリング協会の皆さん、青森県サイクリング協会の方々、そして主催者として参加された全ての方々に御礼申し上げて、今回のブログを終了させてもらいます。







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